解決事例

【解決事例】代金未払いの自動車を取り戻し、名義変更まで完了させた事例

相談内容(相談前の状況)

 自動車販売会社から、販売した車両の代金が支払われず、車両を取り戻すこともできないとして、ご相談いただきました。
 さらに、取引には複数の関係者が関わっており、車両の登録名義も別の関係者となっていたため、単に代金の支払いを求めるだけでは解決できない状況でした。
 自動車は時間が経過すれば価値が下がっていきます。依頼者としては、代金の支払いを待ち続けるのではなく、できるだけ早く問題を解決し、損失を抑えたいというご希望がありました。

対応内容

 当事務所では、まず取引の経緯や関係者それぞれの立場を整理し、どのような方法であれば現実的に問題を解決できるのかを検討しました。
 その結果、代金の回収だけにこだわるのではなく、車両を依頼者側に戻し、再び売却できる状態にすることも有力な解決方法と考えました。
 そこで、当事務所が交渉窓口となり、複数の関係者とそれぞれ協議を重ねました。車両を戻すために必要な手続や書類、費用の負担などについて一つひとつ調整し、裁判によらない解決を目指しました。

対応後の状況

 交渉の結果、関係者から必要な協力を得ることができ、車両の名義を依頼者側に戻す手続を無事に完了させることができました。
 これにより、依頼者は車両を改めて売却できる状態となり、代金が支払われないまま車両も戻ってこないという状況を解消することができました。
 複数の関係者が絡む複雑なトラブルでしたが、裁判をすることなく、関係者との交渉によって実際に車両を処分できる状態まで問題を解決することができました。

担当弁護士からコメント

 代金が支払われない場合、「相手に支払いを求める」ことが最初に思い浮かびます。しかし、相手方の支払状況などによっては、代金の支払いを待ち続けることが必ずしも最善とは限りません。
 特に、自動車のように時間が経つほど価値が下がる商品では、車両を取り戻して再び売却できる状態にする方が、損失を抑えられる場合があります。
 また、複数の関係者が絡むトラブルでは、それぞれの主張や利害が異なり、当事者だけでは話し合いが進まなくなることもあります。そのような場合でも、弁護士が間に入り、関係者と一つひとつ調整することで、裁判をせずに解決できるケースがあります。
 当事務所では、単に「請求できるか」を検討するだけではなく、依頼者にとって最終的にどのような結果が最も良いのかを考え、実際の問題が解消されるところまでサポートすることを大切にしています。

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