相談内容(相談前の状況)
自社で商標登録している屋号が、同業の事業者により無断で使用されていることが判明しました。放置すれば、第三者のサービスが自社と同一の名称で広がり、顧客の混同や信用低下につながるおそれがありました。早期に使用を止め、ブランドを守りたいとのご相談でした。
対応内容
まず、商標権の内容や相手方の使用状況を整理したうえで、屋号の使用停止を求める書面を送付しました。単なる要請にとどまらず、継続使用による影響や想定される責任を分かりやすく示し、相手方が対応しやすいよう求める措置を明確化しました。不要な対立を避けつつ、早期解決を優先して交渉を進めました。
対応後の状況
相手方は屋号の使用を速やかに停止し、大きな争いに発展することなく話し合いで解決しました。解決後も再発防止の観点から、一定期間、表示状況の確認などのフォローを行い、依頼者は安心して事業を継続できる状態となりました。
担当弁護士からコメント
ブランドや名称の無断使用は、意図的なケースだけでなく、認識不足から生じることもあります。しかし、無断使用が続けば顧客の混同や信用毀損につながり、被害が広がりやすい点に注意が必要です。早期に状況と証拠を整理し、適切な手順で停止を求めることが重要です。弁護士が関与することで、侵害該当性の見通しから通知・交渉の進め方まで整理でき、負担を抑えながら円満な解決を目指しやすくなります。