弁護士法人かける法律事務所では、企業法務サービスの質を向上させ、お客様に、より価値のあるサービスを提供するため、定期的に、企業法務研究会を開催しています。
2025年11月17日に、以下の通り、企業法務研究会を開催しました。
テーマ:近時の営業秘密侵害事例の検討
発表者:弁護士 林 遥平
内 容:
1. 営業秘密を巡る動向と課題~刑事事件の動向や民事・刑事の要件解釈~
- 秘密管理性の要件
- 東京地判令和4年12月9日(令和3(特わ)129号 不正競争防止法違反被告事件)【5G基地局情報事件】の検討~5G情報の持ち出しで有罪が言い渡された事例~
- 津地判令和4年3月23日【バナナ卸売業顧客情報事件】の検討~会社貸与のスマートフォン内の取引先・顧客情報が 「営業秘密」に該当しないとして無罪が言い渡された事例~
- クラウドサービスを利用した業務情報と秘密管理性の要件
- 企業における営業秘密管理に係る課題
発表の概要
今回は、営業秘密と評価されるために必要なポイントを基礎から確認しつつ、実際に有罪となった5G基地局情報事件と、無罪と判断された顧客情報事件を取り上げ、その判断の分かれ目を分かりやすく整理しました。
さらに、クラウドサービス利用時に注意すべき点や、企業が日常的に取り組むべき情報管理体制の整備について議論し、実務に活かせる実践的なポイントを共有しました。
情報管理・営業秘密に関するサポート内容
- 営業秘密・機密情報に関する社内ルールやマニュアルの整備
- 秘密保持契約(NDA)や業務委託契約などの契約書チェック
- 情報漏洩が疑われる場合の初動対応・社内調査のサポート
- 社員向けの情報管理研修・コンプライアンス研修の実施
- 不正競争防止法違反への対応(刑事告訴/損害賠償請求/差止請求)